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2011年4月20日 (水)

真の愛国者

毎日必ずアクセスしているのが、ブログ友である飄平さんの【つむじ風】だ。飄平さんの書いている記事は優れており、筆者は賛意を示すコメントを、ブログ【つむじ風】に数多く投稿している。しかし、昨日の記事「緊急特番・東日本関東大震災の真相は!?」に関しては、異論を唱えておきたい。それは、ベンジャミン・フルフォード氏についてである。

B1110420 フルフォード氏がアメリカに入国する時、フリーパスで入国しているという情報を、大分前になるが筆者の道友が教えてくれたことがある。その時、道友が引き合いに出したのがビル・トッテン氏で、同氏の場合は母国アメリカに帰国すると、空港で徹底的に取り調べられたという。それは、同氏が「米国政府のホームランド・セキュリティ・エージェンシー」のブラックリスト」に載っているからなのだ。このあたりの経緯は、ビル・トッテン氏の『愛国者の流儀』(PHP研究所)を参照のこと。逆にフリーパスで入国できるフルフォード氏は、ブラックリストに載っていないことを意味する。

次に、筆者は皇室のインナーサークルである栗原茂氏との接触があることから、皇統奉公衆(栗原氏の造語)とは、どのような存在か筆者なりに知っているつもりだ。フルフォード氏も、皇統奉公衆のことを指していると思われる、組織「結社・八咫烏」云々について以下のページで取り上げているが、出鱈目もいいところだ。
八咫烏(やたがらす)と裏の天皇が動き出した

なお、フルフォード氏の云う「結社・八咫烏」、すなわち皇統奉公衆については、拙稿で簡単に述べたので参照のこと。
『真贋大江山系霊媒衆』

さて、飄平さんが上記の記事で紹介してくれた、フルフォード氏のビデオを見た。英語だが、字幕が入っているので理解しやすいと思う。

最初に、基本的に賛同できたフルフォード氏の発言は、以下の二点だ。

間もなくフリーエネルギーが実現するだろう。
今回の東日本大震災は地震兵器(ハープ)によるものである。

しかし、その他のフルフォード氏の発言は信用できない。たとえば、フルフォード氏は以下のように述べている。

アメリカの船や潜水艦は日本の北東部に移動し、そこで海底深くに核爆弾を仕込み、津波を起こして災害をもたらしました。

B1110419 確かに、『巨大地震は水素核融合で起きる!』(山本寛著 工学社)にもある通り、海底に核を仕掛けて地震(津波)を引き起こすことは、理論上可能である。しかし、そうしたことができるのは、何もアメリカだけに限ったことではあるまい。ロシアや中国にはハープを駆使できる技術がないとでも断言できるのか。そのあたりをフルフォード氏は、何故調べないのか不思議である。

ジョージ・ブッシュ(父)、キッシンジャー、デビッド・ロックフェラー、ジェイロックフェラー、ローマ法王、チャールズ皇太子

フルフォード氏は、人工地震を引き起こしたのは、上記に示すCFRのトップであると主張するが、眉唾物だ。筆者の認識は、本当に世界を動かす人物、すなわち上記の者たちを操っている支配者層が存在し、支配層はマスコミには登場していないと考える。

次に、筆者は過日の拙稿で以下のようなコメントを書いた。

今日の日本政府が民草を大切にしないのには理由があり、敗戦後のGHQによる支配が目に見えぬ形で今日も続いているのが大きいと思います。敗戦当時の日本政府や警察は頼りにならなかったので、GHQが日本の治安維持に利用したのが仁侠の徒でした。しかし、今日では逆に仁侠の徒が邪魔になったので、彼らの息の根を止めるために発布されたのが、あの悪名高い暴対法(暴力団対策法)でした。

情報は命に直結する(3)

ここで、改めて『愛国者の流儀』に目を通すと、上記の筆者の主張が、同書の第1章・第2節「巧妙に奪い取られた戦後日本の愛国心」(p.30)に書かれていることが分かるのだ。

我々は、GHQの呪縛を我々自身で解かなければならない。その意味で、震災後に日本人のライフスタイルが、大きく変貌を遂げると思われる今日、波乱の世の中を生き抜くための羅針盤と成り得る、『愛国者の流儀』の一読をお勧めする。

真の愛国者トッテン氏に対して、フルフォード氏の場合、上記のビデオで以下のように発言しているが、お里が知れるというものである。

私達は大きな諜報組織の支援を受けています。その中にはヤクザ、CIA、ペンタゴン、M16、英国安全局の人々もいます。

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コメント

ヒロイエさん、投稿有り難うございました。

確かに同氏は日本に帰化しています。なお、母国アメリカに戻った時、空港で徹底的に取り調べを受けたというのは帰化する前であり、そうした母国から受けた仕打ちが帰化のきっかけとなったのでした。

温故知新、トッテン氏は以下のように書いていますが、諸手を挙げて賛成します。だからこそ、トッテン氏は小泉純一郎に手厳しい批判を繰り返したのでした。

……私は平成の日本人が捨ててしまった、「昭和」の価値観が好きである。それが私が日本に来てビジネスを始めたときに手本とした、日本を高度経済成長に導いたリーダーたちの価値観だからだ。
松下幸之助、本田宗一郎、井深大、盛田昭夫、出光佐三…日本の戦後復興を担ってきた経営者たちは、自社の利益拡大だけではなく、社会との関わりを重視し、社員を使用人ではなく家族と見なしてきた……

投稿: サムライ | 2011年4月21日 (木) 午前 05時55分

ビルトッテンさんは、確かにあれだけはっきり主張されると目をつけられます。たしか、日本に帰化されており、小泉絶頂のころから相当憂いのある発言をされていました

投稿: ヒロイエ | 2011年4月20日 (水) 午後 11時08分

あらら…、ひろみさん速いな。さっき、アップしたばかりなのに…。

ここ数ヵ月間で日本の将来が決まるだけに、多少は仕事を犠牲にしても、ブログやツィッターで情報を流していきます(キッパリ)。

また、貴重なURLも有り難うございました。今後も4649!

サムライ拝

投稿: サムライ | 2011年4月20日 (水) 午後 05時42分

サムライさん、ちょうどtwitterを見てるときに、サムライさんの
tweetをみつけたので、やってきました!(一番乗り~♪)

摩訶不思議な人ですよね。
情報が核心に至っているようで、ぐるぐるしてる感じ。
とてももったいぶっている。。。
無料のブログの範囲では、しゃべらないけれど、
有料の講演会や本で核心をきちんと伝えているのでしょうか・・・。

表舞台で大活躍する人を見ると、きっと何か裏がある・・・と
穿ってしまう私は、ひねくれものなんでしょうか・・・。

話は変わりますが、昨日、twitterで見つけた情報です。

原子力発電の是非について世に問いかけた山岸凉子の短編作品『パエトーン』(1988年作品)を、今回Webにて特別公開中(無償)
http://usio.feliseed.net/paetone/

子供たちにも分かりやすい内容です。
是非、皆さん知り合いの方々にも拡散してください。

投稿: ひろみ | 2011年4月20日 (水) 午後 05時26分

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