« “超”就職氷河期 | トップページ | 円高の中、翻訳者は… »

2010年11月16日 (火)

金王朝の “深い深い謎”

一時は更新が滞っていた飯山一郎さんのホームページ、「たたかう老人! 飯山一郎の ハッタリなしの 口演会場 」、最近は精力的に更新されるようになり、一ファンとして嬉しいことこの上ありません。その飯山さんのHPで、最近特に注目すべきなのが「金王朝の “深い深い謎”」という連載記事でしょう。興味深いのは、その連載記事の冒頭に毎回必ず、横田めぐみさんと金正恩の顔写真を並べている点であり、その写真の下の解説を読むと、「目もと、鼻のつくり、小さな口…、たしかに…」とあります。これはイミフメー…ではなかった、意味深長です。
Megumi   Jonun
目もと、鼻のつくり、小さな口…、たしかに…

その飯山さん同様に北鮮の内情に詳しいのが、『月刊日本』の論説委員を務める山浦嘉久さんでしょう。その山浦さんが『月刊日本』2008年8月号に、「旧宗主国としての覚醒」という記事を書いており、その中で以下のような大変興味深い記述があります。

 金王朝が疑似天皇制国家ならば、皇統が大切になってくる。金正日の後継者は、正統権威である金正日の実子であると同時に、母からはさらに神話的・権威的血を受け継いでいる必要がある。
 北朝鮮は用意周到な国家だ。拉致の対象者も、徹底的に調査を行ってから拉致したはずである。横田めぐみさんにしても、偶発的に拉致したのではなく、目をつけ、あらゆる点で拉致対象に最適であることを確認してから拉致したはずである。
 では、なぜそんな少女を拉致する必要があったのか。当時の年齢であれば、5~6年ほど暮らせば朝鮮語、社会にも馴染む。そして丁度その頃、結婚適齢期を迎える。また、横田めぐみさんの母方は高貴な家系に属し、血筋も由緒正しいものだ。
………以下略………

『月刊日本』2008年8月号

なお、山浦さんが北鮮に関する自説を語るビデオもあり、関心のある方は見てみてください。
月刊日本 山浦嘉久氏 日朝関係を語る 1旧宗主国としての自覚

また、『金正日は日本人だった』(講談社)を著した佐藤守氏との対談もビデオに残っています。
特別講演会 金正日は日本人だった 7 山浦嘉久3 何故?何故?の発想

『金正日は日本人だった』を巡って、筆者は飯山さんの掲示板に色々と情報を書き込みました。その当時の掲示板は、ヤフーに強制的に抹殺されてしまいましたが、幸い阿修羅さんに残されていました。
『金正日は日本人だった』 - ☆ 雑談室:『時事放題』 ☆

なお、蛇足ながら知人のブログ「つむじ風」で、中丸薫が北鮮を訪問した記事があります。
北朝鮮の実態?! -中丸 薫氏の北朝鮮訪問-

その中で、船井幸雄の記事が転載されており、船井氏は「彼女(中丸薫)は正真正銘の明治天皇のお孫さんで、明治12年(1879年)8月31日にお父上の堀川辰吉郎氏は明治天皇と千種任子(ちくさことこ)さん(権掌侍)の間に生まれた人だ」と述べています。それがネットの世界では“常識”になっているようですが、全くの間違いです。その根拠は最新刊の『New Leader』11月号で、落合莞爾氏が以下のように述べているからです。

中丸薫と中矢伸一(堀川辰吉郎の生涯を描いた『大霊脈』の筆者)が口を揃えて辰吉郎の実母という千種任子(1856~1944)は、実際にも明治天皇の典侍であったから、作り話の一環と視るべきである。辰吉郎の実母は何れ堀川御所に住んでいた女性に間違いなく、岩倉具視の親族と囁かれているが、それ以上は聞こえてこない。
『New Leader』11月号 p.91

詳しくは同記事を読んでいただくとして、落合氏に関する記事「近代日本史の舞台裏」を書いた者として、落合氏の筆に間違いはないと確信しております。

最後に、飯山さん、今後もHP更新を楽しみにしています。ただ、あまりお酒を飲み過ぎず、御身大切に願います(苦笑)…。

|

« “超”就職氷河期 | トップページ | 円高の中、翻訳者は… »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/114689/50046548

この記事へのトラックバック一覧です: 金王朝の “深い深い謎”:

« “超”就職氷河期 | トップページ | 円高の中、翻訳者は… »