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2009年8月

2009年8月31日 (月)

暴政が支配していた日本

選挙から一夜明けた関東地方ですが、朝から激しい雨が降り注いでいます。今夕あたり接近する台風11号による影響らしく、自民公明の罪や穢れを洗い流す(禊祓)ため、接近してくる台風のような気がしないでもありません。

さて、今朝の東京新聞に論説主幹の山田哲夫氏の記事が載っていましたので、以下に切り抜きを貼り付けておきましょう。(以下の画像をクリックしてください)
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同記事の中で印象的だった山田氏の記述、それに対する筆者のコメントを以下に述べておきます。

「政権交代」が政権選択選挙での民意だった。
このあたりは、植草一秀氏のブログ、植草一秀の『知られざる真実』、その植草氏を支持している神州の泉のオーナーの高橋博彦氏などのブログ、さらには飯山一郎のちいさなホームページの飯山一郎氏など、多くのブログやホームページで最も力を入れて主張していた点でした。

その反面、テレビや新聞といった大手マスコミは、前回の選挙では小泉純一郎と竹中平蔵の提灯番組や記事を大量に垂れ流していたのに対して、今回は選挙に関する報道が極端に少なく、どういうわけか酒井法子の追っかけ報道に終始していました。一つには、国民の目を選挙から逸らすという狙いがあったと思いますが、さらにもう一つの隠された狙いとして、森喜朗氏の息子が押尾学の麻薬・売春・全裸変死事件に深く関与しており、そのあたりを隠すためという狙いもあったようです。

ともあれ、今回の選挙結果を見る限り、「政権交代」が政権選択選挙での民意だったことは間違いありません。振り返れば、バブルが弾けて平成不況に入ってから20年も経つというのに、未だに不況というトンネルを抜け出せないどころか、ますます生活が苦しくなってきた人たちが殆どです。私は四年前に9・11選挙の正体という記事を拙ブログに書いていますが、小泉純一郎と竹中平蔵の詐欺師的な手口を広く世の中に周知させるには至らなかったようで、結局は自民公明に地滑り的な勝利をもたらしただけでした。

一票の重みを知った国民は傍観者ではいられない。統治の主体者となって厳しい政治の監視役を果たすに違いない。

今回の選挙では民主党の圧勝となりましたが、ただ浮かれてばかりというわけにもいきません。民主党は前原誠司といったトロイの木馬を抱えており、そのあたりの懸念は知人のブロガーである明月さんが取り上げていました。
残念! 保坂展人さん落選

さらに、次元を上げて今回の選挙を眺めれば、『財界にっぽん』9月号に載った藤原肇氏の以下の発言が目を引きます。

藤原:日本国内では、政権交代とか政界再編などと言っていますが、世界から見ると、日本はほとんど存在感がなくなっています。評価されていないというか、日本ナッシングになっています。だから、今の政治を立て直す中で、日本サムシングというものを考えていく必要があります。
「暴政」が支配する日本に救いはあるか

要は世界の中の日本および民主党という視点で、今後の政局を見つめていくことが大切であり、そうした視点を提供してくれる数少ないブログの一つが、園田義明氏のブログだと思います。
WSJが日本の「脱米入亜」分析開始

ただし、WSJはメディア王マードックに買収された新聞社であることを念頭にお読みください。また、園田氏は同ブログの冒頭で以下のように書いている点もお忘れなく(笑)。
ブログの主はトリックスター目指して修行中。現在カラスになりきり状態。カラス相手でも構わないという心の広い方のみお読み下さい。カー、カー
園田義明めも

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2009年8月17日 (月)

若者よ、選挙に行こう

第45回衆議院議員選の公示日の8月18日を明日に控え、自分の将来を不安に思う人たち、特に若者に情報提供の意味で本稿を書きました。

最初に、以下の一連のビデオをご紹介します。ビデオを見ることによって、小泉純一郎と竹中平蔵が日本に遺した負の遺産とは、一体どのようなものなのかが非常に良く分かるはずです。

貧困社会ニッポンの教育 高校中退(1)
大阪の橋下知事が生活に苦しむ高校生と対談するシーンが登場しますが、人物としては四流五流以下の橋下が、高校生に対して「(生活苦は)自己責任だ」と、壊れたテープレコーダーのように繰り返しているのを見て呆れると同時に、このような知事を選んだ府民は、今頃どう思っているのか無性に知りたくなったものです。

日雇い派遣労働者の深刻な貧困①
その日暮らしが精一杯という未だ先が長い二十代の若者たちを目にし、自民公明がやってきた“仕事”の成果をあますところなく見せてくれます。

タクシー運転手貧困問題①
札幌市の場合、小泉純一郎がタクシーの規制緩和を実施してから、タクシーの台数は増えたものの、逆に運転手の賃金は年平均300万円台から200万円台に落ちているとのことです。一家の大黒柱である五十代の男性の運転手の幾人かは、月給が手取りで10~12万円ていどしかないと嘆いていました。このような賃金で、どうやって一家で食っていけるというのでしょうか。

こうした現状を変えていくには、棄権の多い若者たちに投票所に是非足を運んでもらいたいところです。そして候補者の選定にあたって、是非一度、『自公を落とそうネット勝手連』 事務局長である飯山一郎さんのホームページにアクセスしてみてください。
飯山一郎の ちいさな ホームページ

私、サムライも、時間の許す限り飯山さんの掲示板で書き込んでいきます。
雑談室

特に、大江山の天狗さんの「落選運動の有力資料」という題の投稿で、藤原肇さんが最近著した『さらば、暴政』ご注目ください。そして、この機会に『さらば、暴政』(清流出版)目を通していただければ幸いです。ただ、残念ながら、アマゾンでは入荷が2~6週間待ちという具合に、オンラインでは入手不可能の状態になっています。つい2日ほど前までは、ジュンク堂なら14冊の在庫がありましたが、先ほど(8月17日)見たところ、何故か在庫がゼロになっていました。よって、出版元の清流出版に直接申し込んでください。以下のサイトにアクセスして、右ボタンの「BOOKS」をクリックすれば注文できます。

清流出版

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