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2008年10月17日 (金)

『免疫力を高める生活』

B081017 2ヶ月前に夏休みを利用して、下の息子(中学一年生)を連れて比国レイテ島を訪問したものの、息子が滞在中に下痢になり、帰国しても治らないので近所の医者の診断を受けました。最初はアメーバ赤痢かもしれないということでしたが、検便の結果はシロでした。そうだとすれば潰瘍性大腸炎の可能性があるということで、近くの大学病院で精密検査を受けるべく紹介状を作成してもらい、再び大学病院でも検便や血液検査などを行ったのですが、やはり結果は同じくシロでした。そうこうするうちに今までになく腹痛がひどくなったと息子が訴えてきたので、急ぎ同大学病院を再訪、その場で緊急入院ということになった次第です。掲示板【藤原肇の宇宙巡礼】の道友に別件でメールした折りに息子の件に触れたところ、西原克成医学博士の著書に潰瘍性大腸炎について言及している箇所があるとメールで教えてくれたのでした。そこで、久しぶりに『免疫力を高める生活』(サンマーク出版)を再読し、改めて西原先生の凄さを再認識した次第です。

恐らく、息子だけではなく全国にさまざまな難病に苦しんでいる人たちが多いことを思い、改めて西原先生の著した『免疫力を高める生活』をベースに西原先生の革新的な治療法について以下に述べてみます。以下を一読の上、西原先生の考え方に共鳴していただけるようでしたら、是非とも『免疫力を高める生活』を入手して今後の生活にご活用ください。

最初に、世間一般では潰瘍性大腸炎をはじめとする難病についてどのように考えているのか、難病情報センターというサイトで確認してみたところ、潰瘍性大腸炎の原因について以下のように書いてありました。

「原因は明らかになっていません。これまでに腸内細菌の関与や本来は外敵から身を守る免疫機構が正常に機能しない自己免疫反応の異常、あるいは食生活の変化の関与などが考えられていますが、まだ原因は不明です」
http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/009.htm

しかし、西原先生は潰瘍性大腸炎の原因を突き止め、また大勢の潰瘍性大腸炎の患者を完治させています。私は言葉こそ交わしたことはないものの、共通の知人(藤原肇氏)を囲む集い(脱藩会)で西原先生にお会いしたことが数度あります。西原先生は数多くの本を出版されていますが、そのうちの一冊『免疫力を高める生活』(サンマーク出版)に以下のように冒頭に述べています。

「私の研究所が、いわゆる難病に苦しむ人たちの間で「医療界の駆け込み寺」といわれているのは、原因不明で根治が難しいとされる免疫病の治療に、大きな成果をあげているからでしょう」(p.2)

さらに、以下のようにも西原先生は述べています。

「眼科、耳鼻科の病気をはじめ、消化器、循環器、泌尿器、呼吸器、婦人科系などの病気も、治し方と予防法は同じ。とにかく、免疫力を高める生活に切り替えるだけでよいのです」(p.4)

免疫力の高め方には以下の七つの方法があり、それらの背景を正しく理解して実践すれば難病も完治すると西原先生は述べておられます。


(1) 鼻で呼吸する
(2) 両顎でよく噛む
(3) 上向きで寝る(骨休みする)
(4) 冷たいものを飲み過ぎない、食べ過ぎない
(5) 軽い運動とリラックスを心がける
(6) 太陽の光を浴びる
(7) 「心に優しいエネルギー」を取り入れる(「心に優しいエネルギー」とは、要するに笑いや入浴の心地よさを味わう、すなわちリラックスのことです)

何故、上記の七つの方法を実践するだけで、潰瘍性大腸炎といった難病が治せるのかという点については割愛しますので、ここは是非同書にあたって頂ければ幸いです。

なお、本ブログでは西原理論について二年前にも言及しています。併せて一読ください。

『内臓が生みだす心』

『究極の免疫力』

以下は西原理論で直せる難病の例です(クリックしてください)。

Mouth_breathing_related_diseases_01 Mouth_breathing_related_diseases_02

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コメント

コメント有り難うございました。また、返答が遅れて申し訳ありません。まるでカメみたいで…。

お陰様で西原先生の憲法七条ならぬ生活七箇条を忠実に守らせた甲斐もあり、下の子の大腸も大分回復してきました。あと一歩というところです。

『邪馬台國論争 終結宣言』で私の東アジア古代史観が根底から覆されたように、西原先生の書籍群(殊に『内蔵が生み出す心』)では己れの生命観を根底から覆されましたし、大勢の人たちに西原先生の健康法を勧める所以です。

今後とも宜しくお願いいたします。

投稿: サムライ | 2008年10月27日 (月) 午前 04時50分

イヤー、ようやくやる気になりましたか。どんどんお願いしますよ。私も毎年何回か胃腸風邪をひきます。どうも、ノロウィルスかロトウィルスのようです。これは、私の独断ですが、細菌兵器の一種と見ています。新型インフルエンザの簡易版でしょう。人間の免疫力が強ければ大丈夫ですが、老人や幼児にはきつい。困ったものです。

投稿: mayo | 2008年10月18日 (土) 午前 10時56分

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