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2005年9月 1日 (木)

『教育の原点を考える』 第IV章

b050615今月アップする『教育の原点を考える』は、第IV章の「戦後教育の問題点」です。例によって、私にとって印象に残った下りをピックアップしておきましょう。

藤原肇 民主的というのは、その中に競争という人間的な属性を内包しているのです。なぜなら、自分を他人と区別するところに民主主義の始まりがあるのだし、それを意識して自分の生き方を通じて証明することにより、生の充足を確認するからです。

私のコメント:変な平等主義が蔓延した今日の日本では、藤原氏の「自分を他人と区別するところに民主主義の始まりがある」という意見を理解できる人がどれだけいるでしょうか。視点は異なりますが、私のお気に入りブログ「先生に一言!」でも以下のように述べています。
【先生に一言!】やっぱり違う 男と女の脳

早川聖 要するに、サラリーマンや役人向きの人間がやけに増えている、ということです。学歴はやけに高いが教養が丸でなく、しかも、器量が狭い上に忍耐力に欠けた若者が多いのは、戦後の日本の教育界の生んだ最大の欠陥ですな。しかし、私にいわせるなら、これは自由競争の不足と過保護による甘やかしのせいであり、国家主義者が悪のりするような民主主義の欠陥ではないのです。

私のコメント:周囲を見渡すと、意外と早川氏の発言にある人物が多いのではないでしょうか。

早川聖 戦国時代と同じで、実力があるとなると国籍や出身校に関係なく、どこにでも仕事がある。これからの人材は、そういったタイプの普遍的な価値を持つ、実力で勝負のできる人間のことでしょう。

私のコメント:私も早川氏と全く同意見であり、時折周囲の友人・知人にも説いて聞かせますが、大概は「お説はごもっともですが…」で終わってしまうのが常です。

ともあれ、本日アップした第IV章の「戦後教育の問題点」を、一人でも多くの教育関係者に目を通して頂ければ大変有り難く思います。

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