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2005年8月 9日 (火)

『ゲーテの「ファウスト」と<カタカムナ>』

b050808 昨日ゲーテについて少し取り上げましたので、それに関連して『ゲーテの「ファウスト」と<カタカムナ>』について言及してみたいと思います。

最初に、初めてカタカムナという言葉を耳にした人たちには信じられないことかもしれませんが、縄文時代をさらに遡った太古の日本には「カタカムナ人」が存在していたと云われています。そうしたカタカムナ人が直感で森羅万象を感じ取り、それを象形文字の形で遺したのがカタカナ文献ということになります。この文献を発掘したのは楢崎皐月氏と云い、1949年に兵庫県の金鳥山で出逢った平十字なる謎の人物からカタカムナ文献を借りて筆写した後、独りでカタカムナ文献の内容の解明に努めたと云われていますが、このあたりの話は謎が多くて信憑性に欠けるところもあります。それは兎も角。その楢崎氏の後継者に宇野多美恵女史がおり、宇野氏が設立した相似象学会から『相似象』という学会誌が長年にわたって刊行を重ねていて、カタカムナ文献を研究する者にとって貴重な基礎文献となっています。私が本格的に相似象について取り組んでみようと思ったのは2年ほど前でしたが、その後に風水師のK氏と知り合ったので相似象についての話をしてみたところ、「若い頃に相似象に取り組むのなら兎も角、中年になってからでは遅い。(相似象の世界に入るのは)諦めろ」と言われてしまいました。相似象の奥義を究めるには並大抵のことではないのだなと、K氏のアドバイスに耳を傾けながら思ったものの、それでもカタカムナ文献について知りたいという欲求は抑え難く、例えば最近は宇野氏が著した『相似象』の1984年2月刊の特別号である、『ゲーテの「ファウスト」と<カタカムナ>』と題した本を読み進めています。せめて、カタカムナ文献とはこういうものだということだけでも知りたい、というのが密かな私の願いです。

そうした宇野女史のカタカムナとの取り組みを如実に述べた下りがあります。

三人の師はまだ不徹底であつた。宇野八十歳で独学の原因

孔子も老子も釈尊もゲーテも、彼らの思想は皆、それに一生をかけた結果のものである。かつて筆者は彼らの思想にココロから共振を感じ、一歩でも彼らに近づきたいと夢にまで念願した。その心が本当に本気であつた証拠に、唯々、『釈迦の言葉は漢訳辞典ではなく、釈迦の話した原語で聴かねばわからぬ』という老師の言葉にしたがう一心で難解な梵語を学び、又『孔子の言葉は孔子の体験を通して感受しなければならぬ』といわれれば本当にそうだと思う一心で説文.殷虚文字.甲骨文.尭舜の世までさかのぼり、そして又、ゲーテがファウストを書き上げた八十歳の心情を、富永老師の直観にしたがって吟味したいばかりに、ドイツ語を(単位をとる為でもドイツ文学を学ぶ為でもなく)寸暇のない家事仕事の合間に独習したものである。

(『相似象』第十号 p.195)

[カタカムナ]
http://www.astralscience.com/katakamuna/

※上記のURLはカタカムナに関する基礎的知識を与えてくれるだけでなく、様々なカタカムナ関連のサイトも紹介していますので、一度訪問してみるといいかもしれません。

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コメント

 はじめまして、私もゲーテに興味を持つひとりです。
 「ファウスト」などはなかなか難しいのですが、彼の「格言集」は現代であっても時代を超えて共感できる素敵な言霊かと思います。
 私も「ゲーテ」についてブログで記事にしました~、よかったら遊びにいらして下さいね~、ではまた! 

投稿: ルーシー | 2006年6月 3日 (土) 午前 03時40分

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