「異文化ビジネスのすすめ」第1号
わずか4年前とはいえ、当時メールマガジンを数号発行するだけで600名前後の読者が集まるのですから、メールマガジンの黄金期だったと改めて思います。かつてはブームであったメールマガジンも、最近になって廃れつつあるような気がしますが、これもブログなどの新しい媒体の台頭が原因なのでしょう。
Intercultural Business━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ _/_/_/_/ _/_/_/ 【異文化ビジネスのすすめ】 第1号 _/_/ _/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2001/10/01 ■■■ ≪道しるべ≫ 概念図の威力(1) ■■■ ■■■ ホロコスミックス(宇宙システムを構成する多次元構造) いきなり、「ホロコスミックス」あるいは「宇宙システム」という言葉を目に し、メールマガジン【異文化ビジネスのすすめ】は本当に異文化ビジネス系のメ ルマガなのだろうかと驚き、さらには宇宙と異文化ビジネスとは何の関係がある のだろうかと、戸惑いを覚えた読者が多かったのではないでしょうか。 尤もな疑問ですが、取り敢えずは素直な目でもってホロコスミックス概念図を 眺め、ホロコスミックスとはどういうものか、大雑把なイメージを捉えていただ いと思います。最初に、以下のURLをクリックしてみてください。 [ホロコスミックス概念図] http://www2.tba.t-com.ne.jp/dappan/fujiwara/fig/fig01.html 編集人の狙いは、このホロコスミックスの概念図からスタートし、時空という 次元の視座から、私たちは何処にいるのかを明らかにすることにあります。一見 遠回りのようでありながら、実のところ意外と情報大革命の全体像を把握する近 道となるでしょう。そして、情報大革命の全体像を識ることが、何故、異文化ビ ジネスに不可欠かということを、読者の皆さんが納得できるような形で筆をすす めていくつもりです。よって、異文化ビジネスそのものについて言及していくの は、概念図の説明を終えた後にしたいと思いますので、もうしばらく概念図との お付き合いをお願い致します。 なお、これからシリーズで取り上げていく予定の概念図のすべては、かつては 石油ビジネスを営み、現在は国際政治コメンテーターとして八面六臂の活躍をさ れている藤原肇博士が編み出したものです。参考までに、概念図に対する藤原博 士の考えを以下に掲載しておきます。 …文章なら表現の仕方でいくらでもごまかせますが、図表や数 式は真剣勝負と同じで、思想が赤裸々に出てしまうから、それ をいかに寓意図化するかに工夫を凝らし、シンボライズしてし まうところに最後の勝負があります。「書は言を尽くさず、言 は意を尽くさず」というとおりで、ものごとの極意は図面化さ れて伝わるのです。 だから、寓意図や象徴体系は直感的に洞察するものであり、 一般的には説明などついていません。この洞察力を磨き直感を 鋭くするために、人は優れた師を求めて遍歴し、苦労を重ねて 修業を続けるのであり、ことばでなんでも表現し尽くせるなら、 芸術や修業は無用のものになるはずです。シンボライズするこ とによって、直感的な体験を通じて真理に出会い、秘伝を会得 するようになっているんですね。 ルネッサンス頃から19世紀にかけての本で、興味深い読後感 や繰り返して手に取りたくなるものの多くは、著者自身がペン をとって模式化した図版が付いています。それは手が脳の外延 物であるために、人は図面化するプロセスを通じて、無意識の うちに、思想の深化と整理を行なっているせいです。だから、 感心したことはすぐに取り入れる癖があるので、最近の私の本 の場合には、何枚かの図を努めて入れるようにしています。そ れには私なりの理由がありまして、「一枚の概念図は一冊の本 より優れていることがある」と信じているからです… 『地球発想の新時代』( 藤原肇著 東明社) 以上の藤原博士の言葉から、何故編集人が言葉で以ってで説明せずに、いきな り概念図のURLを示したか、読者にはおぼろげながらも納得していただけたの ではないでしょうか。 さて、実際にホロコスミックス概念図を目にした読者の皆さんは、ホロコスミ ックス概念図からどのようなインスピレーションが閃いたでしょうか? 次々号 では、ホロコスミックス概念図そのものについて、少々言及していきたいと思い ます。 ∇次号予告:≪国際ビジネスの実務≫ 国際ビジネスの科学的な進め方(1) ____________________________________ 編集人: 国際ビジネスコンサルタント サムライ 連絡先: dappan@rb3.so-net.ne.jp URL: http://homepage1.nifty.com/dappan/ 読者数: 611名 メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載することを禁じます。 (c) Kameyama Shachu 2001, All Rights Reserved.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
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