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2005年7月 6日 (水)

松本道弘

「松本道弘」という名前を耳にすると、二十代の頃に無我夢中で取り組んだ〝英語道〟を思い出します。ここで言う英語道とは、松本道弘氏が主唱した英語の習得方法であり、二十代の頃に英語をモノにしてやるという気迫で以て英語道の修業を積み重ねていた私は、友人の野良住人君が立ち上げた「異文化研究道場」に参加し、道場仲間と切磋琢磨して、英語力のみならず、さらには異文化に関する背景知識の習得にも努めたものです。松本道弘氏の英語道場も、当時は東京にありました。そこで、野良君が松本道弘氏に挑戦状を叩きつけようと持ちかけてきたので、私も松本氏への〝恩返し〟の意味で、賛成して作戦を立てたことがありましたが、残念ながら諸事情で実現には至りませんでした。仮に松本氏への挑戦が実現したとしても、松本氏と我々とでは剣の実力ならぬ英語の実力に雲泥の差があったのであり、それはあたかも田舎侍が塚原卜伝に挑戦するようなもので、今から思うに余りにも無謀極まりない挑戦でした。

その後は松本道弘氏の英語道場に数度通い、松本道弘氏の本の編集協力(『ビジネス現場の英語ハンドブック』)も体験しています。また、TOEICを去り、某電子部品メーカーの海外営業部にいた私に松本道弘氏から電話がかかってきたことがあります。前に勤めていたTOEICの北岡靖男と会いたいうので、取り次いで欲しいという依頼の電話でした。しかし、その後に実際に北岡氏と会ったという松本氏に尋ねたところ、「お互いの英語に対する考え方が平行線であった」と寂しそうに語っていました。また、私は松本氏との合宿にも参加したことがあり、その当時の写真が残っています。上記の『ビジネス現場の英語ハンドブック』の写真がそれで、2段目の真ん中に立っている横縞模様のセーターを着ているのが私であり、1段目の真ん中に坐っている紺の背広姿で赤色のネクタイをしているのが松本道弘氏です。

そうした次第ですので、私は松本氏の説く英語道にはかなりの影響を受けたのであり、懸命に英語道の修業に打ち込んだものでした。そのお陰で、当時の私の英語力はかなり伸びたと思います。しかし、何と言っても松本氏の英語道場生で良かったと思ったことは、松本道弘氏を通じて在米の藤原肇氏との接点を持てたということでした。藤原氏は『脱藩型ニッポン人の時代』という本を著していますが、同書の中で藤原氏の読者が西尾幹二について藤原氏に質問している下りがあり、その質問を行っている読者が私です。尤も、実際に藤原氏に会ったのは同書が発売されてから7年も後の1998年のことであり、初めて開催した脱藩道場総会に藤原氏を招待した時でした。なお、松本氏の英語道については、拙メールマガジンにも幾号かにわたって書いてありますので、関心のある方は目を通していただければ幸いです。例えば、以下のような号もあります。

【日本脱藩のすすめ】第10号「英語道事始」

折に触れ、私の英語修行中時代(実は、今も修行中の身です)について、英語道と絡めて述べていきたいと思いますので、関心のある人たちに引き続き読んで戴ければ幸いです

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コメント

はじめまして。
googleで「松本道弘」と検索をかけて、こちらへきました。
縁あって松本先生のお手伝いをしております。
現在の松本先生の活動がわかるのが以下です。

ブログ ⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/eigodoh/
紘道館 ⇒ http://www.english-kodokan.com/index01.html

投稿: カスガ | 2007年9月 7日 (金) 午前 09時00分

小松利之 様

コメント有り難うございました。

さて、松本道弘氏の件ですが、最後に連絡を取ったのは1998年春でしたので、7年前になります。松本道弘氏についてのホームページを作成するため、松本氏に直接手紙を書いたところ、松本氏本人ではなく松本氏の後妻の方(当時)から手紙を頂戴していま(拙宅の何処かに手紙を保管してあるはずですが、見つかりません)。しかし、その後は連絡を取っていないため、松本氏の現在の住居は分かりませんが、今でも新刊を出しているようですので、出版社などに尋ねるのが良いのではと思います。お役に立てず申し訳ありません。
サムライ拝

投稿: サムライ | 2005年7月31日 (日) 午後 03時17分

私は先生からICEE時代、ディベート道1級を認定された者です。
現在、東京にある弁護士法人フェニックスという事務所に勤務している者ですが、当法人の代表が生粋の日本人であり、、先生が「葉隠」の執筆に参加していると言うことで、どうしても松本道弘先生とコンタクトをとりたいとのことで、何らかの形でアクセスできないか検討したところ、当HPを見つけ、突然ながらアクセスを試みた次第であります。

弁護士の中には松本道弘先生に共鳴を覚えており、先生のご指導を賜りたいと願っている者が当法人の代表以外にもおり、是非、先生と対談を試みたいとの強い要望を受けておりります。

当HPで先生とコンタクトできるのかは未詳ですが、是非、先生とお話しする機会を頂戴したいので、よろしければお手数ですがご連絡を頂戴したいと強く願っております。

ほとんど初対面で失礼とは承知しておりますが、前向きにご検討いただければ幸いに存じます。

〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-26
第一稲穂ビル301号
弁護士法人フェニックス
℡ 03-5216-3131 FAX 03-5215-5155
自宅 03-3782-1351(fax兼用)
e-mail : YIA01634@nifty.com
弁護士 小 松 利 之

投稿: 弁護士 小松利之 | 2005年7月30日 (土) 午前 11時41分

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